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「PROMISE」 [演劇・映画・音楽]

昨日観た映画は「PROMISE」
中国での題名は『無極』
なんで プロミス(運命ってことらしいんだけど、最初聞いた時 約束って単純に思っちゃった!)
っていう題名にしたのかなぁ~ 『無極』のままの方がよかったのに。

真田広之さんは さすがに巧かったです!
誇り高き大将軍。堂々としていて皮肉っぽく口元をゆがめる様も、語ってみせる目も、愛する女に戸惑う様も美しい、、、、、
かったですけど。。。私 途中でちょっともういいけどねぇ~って感じにチラっとなってしまいました。
真田さんが じゃなくて映画そのものが なんかちょっと好みじゃなくて、、、残念。
予告を観て すごく楽しみにしていたんですけど・・・

CGの宮殿、あれってちょっと安っぽくないですかぁ~?
なんか すごく作り物って感じで(いや~ そりゃ作り物なんですけど/汗)
花の咲く野辺の美しさや、蒼い空に月と太陽を従えて咲く「海棠」の美しいシーンなど
思わず綺麗ねぇ~。。。。。ってシーンもたくさんあったにはあったんですけど
最初の牛の大群が谷を疾走するシーンで ありゃありゃりゃ・・・・となったまま終わっちゃったっていうか・・・・・・・いかんなぁ~ 私、お疲れ気味で映画の良さが判らなかったのかも?!

三人の男が一人の美女の虜になってるワケなんだけど
その肝心の美女が、、、、、ねぇ・・・
いやいや お綺麗な方でしたけど、それ程かぁ~って感じで 納得いかず(笑)
やはり物語の成立上、文句なしの美女じゃないとねぇ・・・と思ったりなんかして

う~ん。。。。。。。。

なんか ??? で終わったのでした。


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ネバーランド [演劇・映画・音楽]

昨夜、「ネバーランド」の放送があった。

この映画、去年見逃していたので もう絶対に見るぞっていう意気込みな私。
なんで見逃したんだろう? 帝劇でもチラシを貰って、絶対に見ようって思ったのに・・・
「MOZART!」に行きまくってたので映画がおろそかになってた時期の公開だったのかな?
去年 たくさん映画を観たハズなのに見逃してたなんてなぁ~
ともあれ、最近では早い時点でDVDの発売があったり、テレビ放送があったりするので嬉しい。
映画館で観るのが一番面白いのは当然だけど、全て行きたい映画に行けるワケじゃないし・・・

ジョニーディップの映画をそれ程たくさん観てるかっていうと そうでもないんだけど

この映画は 今まで私が観た彼の映画の中では一番好き! って思った。
かなり最初の辺りで、何故か彼の姿を画面で見ると
鼻の奥がむずむずして 泣きそうになってしまう。

子供の心を抱えて大人として生きるのは結構しんどい事なんだな・・・
世間という枠組みの中で ちゃんと大人らしく生活して、ちゃんと大人として立ち居振る舞いをして、ちゃんと生きていくのって 簡単なようで簡単じゃない。
みんな当たり前のようにごく普通に自然に大人になって、
暮らしているかっていうとそうじゃないって気がする。
どこかに矛盾や違う思いを抱えているけれども、そこは常識(は、常に時代によって変化したりもするけれども)的に生きようと(意識的にかもしくは無意識かは判らないけれども)している。

実際に 心のままに、自分の生きたいように生きている人なんて存在するんだろうか?
自己矛盾や人からの視線や、それらから言い逃れしつつ毎日を生きているんじゃないんだろうか?
しかし、かといって ピーターパンのように 大人にならず子供のままで生きていくのが幸せか?
お前はそうなりたいかと聞かれたら 答えはやはり、「否」だろう・・・
ずっと永遠に子供のままだなんて それはそれでしんどいだろうしなぁ~・・・
人間はいつか死ぬ。死ぬからこそ それまでの日々をちゃんと綺麗に生きたいって思う。
・・・そうなんじゃないかなぁ~・・・

なぁんてこと思いつつ、観た。「ネバーランド」
しかし、私ってその場と関係ないところに思考が飛ぶという悪い癖があるからなぁ~
この映画を観てない人が↑を読んだら「どんな映画なんだぁ~?!」って思うかも(笑)
↑は映画の純粋な感想じゃないので、気になさらないように(笑)

ところで この映画におっきな犬が出てくるの!
めぐりんはそれに反応☆ 最後まで大人しくテレビの前で観てました!

「おかーさん 面白いねえ~」って 時々振り向いてました(ホンマカイナ?!)



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「オリバー・ツイスト」 [演劇・映画・音楽]

今日観た映画は『オリバー・ツイスト』 
お話は大体みんなご存知でしょう~ あまりに有名ですもん。

私、ね。この映画の終盤 思い出したことがあった。
30歳頃だったかな よく考えてた。
若い頃は、「顔」っていうのは “美醜”の話が主だし、綺麗なお嬢さんに生まれていたら
どんなに幸せがてんこ盛りあるだろう~なぁんてバカみたいなこと思っていた(笑)んだけど
30歳になった頃ね。これからは 綺麗とか不細工だとかって話じゃなくなるよねって。要は、心が顔に出てくる(それも顕著に!)歳頃に突入したねって。
心が荒んでいたり、汚かったり、人を妬んだり憎んだりしていると
絶対にそれらは 美醜なんていう次元じゃなくて 顔に顔そのものに出てくる。
その歳頃に突入したね。だからこれからの“自分の顔”を作り出していくのは自分自身だって。
自分の心次第で自分の顔は変わってくる。生活も顔に出るって言うけど、心の中も特にね、出る。
怖い歳になってきたなぁ~って。。。

そんなことを思っていたし、友達とも時々そんな話になったりした。
その頃のことを思い出した。
オリバーのことをブラウンロー氏が(彼の寝顔を見ながら) 無垢で純真な魂をその顔に見た というような話をする場面があるのだけれども、まさにそれは彼の心がその表情に瞳に鏡のように映し出されているから・・・なんだよね。
どんなに綺麗な格好をしていても、綺麗にお化粧していても、その心根は顔に出てしまうんだな・・・
そんな事をぼんやり思いながら この映画の世界に遊んでいました。

フェイギン(どこか愛すべき悪党って言ってもいいかな)は サー・ベン・キングズレーが演じているんですけど。。。。なんか全然違う人みたいになってる(笑)すごいなぁ~って思う。だって、ついこの間「砂と霧の家」を見たんですもん・・・・・全然違う人だぁ~(笑)
このキャラクター 本当に憎めない。悪党なんだろうけど 否、悪党なんだけども、、、憎めない人。
オリバーも彼のことを愛していた。最後、辛かったね、、、牢獄のフェイギンに会いに行くシーン。
涙が流れました。。。
それは フェイギンへの哀れみなのか、オリバーの心に対しての涙だったのか
・・・両方だったのかな?

それにしても オリバー役のバーニー・クラーク君のあの目! やられます かなりあの目に!!
なにごとかを常に語っているような目。眼差し。。。すごい役者になっていってくれそうで楽しみ!
綺麗な気持ちで見終わる映画は嬉しい。綺麗な気持ちで映画の最後まで音楽を楽しみました。

そして、私はこの映画を観て思い出したように
きちんとした顔を持った人で今、いるのかどうか 自分に問いかけることになりそうです。


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『博士の愛した数式』 [演劇・映画・音楽]

見終わった後に、爽やかな暖かい思いに満たされて
シアターを出てくる人たちの顔は一応に穏やかな表情でした。

小泉堯史監督の映画は「雨あがる」も「阿弥陀堂だより」も大好きで
DVDを何度も繰り返し観ています。
今度のこの映画も 私の大事な(そして数少ない)シネマライブラリーにきちんと収められて
繰り返し私の心を暖かく優しくしてくれる。そう思います。

博士は 事故が元で、記憶が80分しか持たない。
毎日通って来てくれる家政婦さんも 毎日「新しい人」
辛い思いも80分しか記憶されないが、嬉しいことや幸せなことも80分で消えていく。。。

でもね。ずっと毎日来ている家政婦さん(映画の中に名前は出てこなかったように思いました)のことは、記憶からはドンドン欠落していくので 毎日「こんにちは 初めまして」なんだけれども 心が覚えているような感じを受けました。
日々、出会う時の博士の表情がね、微妙に違ってくるんですね。
記憶には残ってないけれども、心はきっと覚えているんですよね。。。
ああ~ 本当に寺尾聡さんっていい役者だなぁ~って感動しました。
こんなこと 今更書かなくても皆さんご存知のことですけれども(笑)

家政婦の子供がルートと呼ばれる少年で、博士と心を通じ合わせていく素直な優しい子供なんですね。大きくなって 数学の教師になるんです。
で、そのルート先生が「博士との出会いを語る」形式で物語は進みます。
ルート先生は 大好きな吉岡秀隆さん。で、もう 思わず笑っちゃったんですけど、少年ルート初登場の図がねぇ~ もう純君(黒板純君)が登場したのかと思ったくらい吉岡さんの子ども時代に似ているんですね。ですから 本当に物語がスムーズに流れていくんです。
こういうとこも 小泉さんだなぁ~って思うところですね。重要でしょ 同一人物なんですから。

いろいろと書きたいこと 書きたいところ たくさんたくさんあるんですけど
(なんといっても 絵の美しさ!!! 博士とルート先生の語る数学の面白さなどなど)
まだ これからご覧になる方 たくさんいらっしゃると思います。
どうぞ ご自分の「心」で “心を開いて”ご覧になってください~~~

大きな出来事がある訳じゃない。ただただ淡々と日々が過ぎていく・・・
そんなことの大切さやそんなささやかなことの幸せを気づかせてくれる 映画。です。
私の大好きな監督の作品です。

さぁ~ 幸せな気持ちを持ったまま 例の部屋(笑)に。
行って来ます~!


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『プライドと偏見』 [演劇・映画・音楽]

「もう 駄目だよ! それ以上言っちゃいけないよ!! ああ~ 言っちゃったよ、、、、
で、ホラね 後悔するんだから。。。。。。。。。今度こそ自分に素直にならなきゃ駄目だよ」

映画をみている間、何度も何度も繰り返し心の中で言った言葉たち。
ハラハラして、ドキドキして もうもうなんでそんな事言っちゃったの!?って後悔(私が?!)して・・・

去年 予告を観たときから絶対に観ようって決めていました。
『プライドと偏見』
確か 学生の頃読んでいたはずなんだけどなぁ~と思いつつ予告を観ていた。
そして 映画を観て、また原作を読みたくなった。

主人公のエリザベス(キーラ・ナイトレイ)が画面に登場した途端、私の胸に浮かんだ言葉は
「青いりんごのような人だなぁ~」
硬質なんだけど、クリスタルではない。潔癖なんだけれども、しなやかな感じもして
このヒロインに引き込まれた。
ちょっと少年のような青い部分が垣間見えて美しい人だなぁ~と。
(パイレーツ~の時よりも美しくなったなって思った)
また、ダーシーが素敵! とっても気高い感じで綺麗。立ち姿が綺麗だなぁ~って思ったら舞台の出だとか。姿の美しい男性は観ていて気持ちがいい☆
『無表情の表情』が素敵でねぇ・・・・・・・・・・ウン いいなぁ~!

音楽もね、すごく綺麗です。
本編が終わった途端に席を立つひとが多くて 本当に残念。
綺麗な音楽を最後まで聞きましょうよ!! 余韻が残るとってもいい音楽です。

こんな映画を観られた一日は幸せ☆☆☆


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「THE  有頂天ホテル」 [演劇・映画・音楽]

見て来ました~「THE  有頂天ホテル」

・・・金曜日に、早々と見に行ったら やってなかった映画。。。。。
念願叶って 見ましたです。
いやぁ~ 期待どおりに面白かったです!!! ただのドタバタじゃなかったし。

それに 最高に面白すぎる『池田成志』!!! そうなんですよぉ~出てるの! 成志さん!!!
それも グハッと噴出すような出演の仕方で 突然出る(笑)
ここで出るかって感じで突然出て、すぐさま映像から消える(爆)
で、あそこだけ??って思ってたら大間違い!!
後ろのほおぅ~の ちょっとボヤケて映ってるところでもいろいろと細かいことやってて笑える!!
もぉう~ 成志さん出てるってmちゃんから教えてもらったのですごく期待してたら
期待どうりで大笑い☆ いやぁ~ 面白いなぁ~
・・・あんなに面白いのに、客席の反応は皆無、、、みんな 成志さんを知らないらしい(汗)
つまんないなぁ~ 後ろであんな演技してるの見てない人が多いかも! もったいない~
ぜひ 「オイリー菅原」(って役目だとエンディングで知った/笑)をご注目ください~
池田さんのこと知ってる人だったら 必ず笑えます☆

映画はねぇ~ 途中正直ちょっとダレルとこもあったけど
全体的に巧い面白い笑える映画でしたよ(^^)
配役が どれもこれもピッタリすぎるくらいピッタリでそれだけでも必見ですわ
ホテルマンの役所広司さんも、汚職にかかわった代議士の佐藤浩市さんも コールガールの篠原涼子さんも他の方々も そりゃぁ~ピッタリのキャスティングで、さすが三谷幸喜さんだなって!
去年だったか、役所さんが舞台をなさった時にも三谷さんがご夫婦で楽屋にいらしてたと友人(役所さんの親戚なの)から聞いていたので、またなにか仕事一緒になさるのかなぁ~って思ってて楽しみにしてました。「笑の大学」は見逃しちゃったんですけど(^^;)

映画はラストで、みんなが新年にささやかな幸せを手に入れる?んですけど、国民的演歌歌手の徳川膳武(西田敏行)さんだけが 落ち込んで新年を迎えるのも笑えました。
あと 国会議員の武藤田勝利さんも思わぬ最後で笑う(^^)

こんな肩の凝らない映画を今年最初の映画に選んだ私と夫、今年もたくさん映画を観るわぁ~♪


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俵和也君の舞台 [演劇・映画・音楽]

ご存知「俵和也君」の舞台に行こうかなぁ~って思ってます。

20日から22日まで笹塚ファクトリーであるそうなんですね。
で、チケット お友達に頼んで取って頂きました。
「ノゾいて見てごらん」っていう題名なの。

俵君は ご存知『MOZART!』でもいい役してましたでしょ?!
いい役っていうか 目立つ役。
居酒屋でみんながヴォルフガングの駄目っぷりについて話て盛り上がっている時に
ヴォルフの真似をして、同じくコロレド大司教の真似をしている居酒屋の主人(野沢さんがやってましたね)の靴にくちづけしたり(いやぁ~役者って大変)
ナンネールが買い物に出かけた市場では 毎回いろんな物を中山さんと盗んでいましたねぇ~
博多のアッキー楽の時には 私の席からは何を盗んでいたか見えなかったんですが、お友達のmちゃんが目撃(笑)したところによると メロン?!を懐に入れようとしてたとか!!!
む、、むりっ! メロンはムリだろう~とmちゃんは心で突っ込んだとか(笑)

私が一番彼のシーンで好きなのは 革命のシーン。
♪人は自分の足で歩いて初めて人間になれる・・・♪と歌うシーン。
このシーンは彼だけじゃなくて アンサンブルの方たち、みんな凄くいい表情してましたね!

その俵君(もちろろんほかの舞台にもたくさん出演なさってますけど)が 桜木涼さんたちと三人芝居をやる(それもストレートプレイ)というのを彼のHPで知って 行って見ようかなぁ~って☆
会場でもしかしたら 「MOZART!」でお見掛けした方たちにもお会いできるかもしれません。
どんな舞台になるのか 楽しみですねぇ~☆


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「PROMISE」 [演劇・映画・音楽]

昨日観た映画は「PROMISE」
中国での題名は『無極』
なんで プロミス(運命ってことらしいんだけど、最初聞いた時 約束って単純に思っちゃった!)
っていう題名にしたのかなぁ~ 『無極』のままの方がよかったのに。

真田広之さんは さすがに巧かったです!
誇り高き大将軍。堂々としていて皮肉っぽく口元をゆがめる様も、語ってみせる目も、愛する女に戸惑う様も美しい、、、、、
かったですけど。。。私 途中でちょっともういいけどねぇ~って感じにチラっとなってしまいました。
真田さんが じゃなくて映画そのものが なんかちょっと好みじゃなくて、、、残念。
予告を観て すごく楽しみにしていたんですけど・・・

CGの宮殿、あれってちょっと安っぽくないですかぁ~?
なんか すごく作り物って感じで(いや~ そりゃ作り物なんですけど/汗)
花の咲く野辺の美しさや、蒼い空に月と太陽を従えて咲く「海棠」の美しいシーンなど
思わず綺麗ねぇ~。。。。。ってシーンもたくさんあったにはあったんですけど
最初の牛の大群が谷を疾走するシーンで ありゃありゃりゃ・・・・となったまま終わっちゃったっていうか・・・・・・・いかんなぁ~ 私、お疲れ気味で映画の良さが判らなかったのかも?!

三人の男が一人の美女の虜になってるワケなんだけど
その肝心の美女が、、、、、ねぇ・・・
いやいや お綺麗な方でしたけど、それ程かぁ~って感じで 納得いかず(笑)
やはり物語の成立上、文句なしの美女じゃないとねぇ・・・と思ったりなんかして

う~ん。。。。。。。。

なんか ??? で終わったのでした。


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ネバーランド [演劇・映画・音楽]

昨夜、「ネバーランド」の放送があった。

この映画、去年見逃していたので もう絶対に見るぞっていう意気込みな私。
なんで見逃したんだろう? 帝劇でもチラシを貰って、絶対に見ようって思ったのに・・・
「MOZART!」に行きまくってたので映画がおろそかになってた時期の公開だったのかな?
去年 たくさん映画を観たハズなのに見逃してたなんてなぁ~
ともあれ、最近では早い時点でDVDの発売があったり、テレビ放送があったりするので嬉しい。
映画館で観るのが一番面白いのは当然だけど、全て行きたい映画に行けるワケじゃないし・・・

ジョニーディップの映画をそれ程たくさん観てるかっていうと そうでもないんだけど

この映画は 今まで私が観た彼の映画の中では一番好き! って思った。
かなり最初の辺りで、何故か彼の姿を画面で見ると
鼻の奥がむずむずして 泣きそうになってしまう。

子供の心を抱えて大人として生きるのは結構しんどい事なんだな・・・
世間という枠組みの中で ちゃんと大人らしく生活して、ちゃんと大人として立ち居振る舞いをして、ちゃんと生きていくのって 簡単なようで簡単じゃない。
みんな当たり前のようにごく普通に自然に大人になって、
暮らしているかっていうとそうじゃないって気がする。
どこかに矛盾や違う思いを抱えているけれども、そこは常識(は、常に時代によって変化したりもするけれども)的に生きようと(意識的にかもしくは無意識かは判らないけれども)している。

実際に 心のままに、自分の生きたいように生きている人なんて存在するんだろうか?
自己矛盾や人からの視線や、それらから言い逃れしつつ毎日を生きているんじゃないんだろうか?
しかし、かといって ピーターパンのように 大人にならず子供のままで生きていくのが幸せか?
お前はそうなりたいかと聞かれたら 答えはやはり、「否」だろう・・・
ずっと永遠に子供のままだなんて それはそれでしんどいだろうしなぁ~・・・
人間はいつか死ぬ。死ぬからこそ それまでの日々をちゃんと綺麗に生きたいって思う。
・・・そうなんじゃないかなぁ~・・・

なぁんてこと思いつつ、観た。「ネバーランド」
しかし、私ってその場と関係ないところに思考が飛ぶという悪い癖があるからなぁ~
この映画を観てない人が↑を読んだら「どんな映画なんだぁ~?!」って思うかも(笑)
↑は映画の純粋な感想じゃないので、気になさらないように(笑)

ところで この映画におっきな犬が出てくるの!
めぐりんはそれに反応☆ 最後まで大人しくテレビの前で観てました!

「おかーさん 面白いねえ~」って 時々振り向いてました(ホンマカイナ?!)



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「オリバー・ツイスト」 [演劇・映画・音楽]

今日観た映画は『オリバー・ツイスト』 
お話は大体みんなご存知でしょう~ あまりに有名ですもん。

私、ね。この映画の終盤 思い出したことがあった。
30歳頃だったかな よく考えてた。
若い頃は、「顔」っていうのは “美醜”の話が主だし、綺麗なお嬢さんに生まれていたら
どんなに幸せがてんこ盛りあるだろう~なぁんてバカみたいなこと思っていた(笑)んだけど
30歳になった頃ね。これからは 綺麗とか不細工だとかって話じゃなくなるよねって。要は、心が顔に出てくる(それも顕著に!)歳頃に突入したねって。
心が荒んでいたり、汚かったり、人を妬んだり憎んだりしていると
絶対にそれらは 美醜なんていう次元じゃなくて 顔に顔そのものに出てくる。
その歳頃に突入したね。だからこれからの“自分の顔”を作り出していくのは自分自身だって。
自分の心次第で自分の顔は変わってくる。生活も顔に出るって言うけど、心の中も特にね、出る。
怖い歳になってきたなぁ~って。。。

そんなことを思っていたし、友達とも時々そんな話になったりした。
その頃のことを思い出した。
オリバーのことをブラウンロー氏が(彼の寝顔を見ながら) 無垢で純真な魂をその顔に見た というような話をする場面があるのだけれども、まさにそれは彼の心がその表情に瞳に鏡のように映し出されているから・・・なんだよね。
どんなに綺麗な格好をしていても、綺麗にお化粧していても、その心根は顔に出てしまうんだな・・・
そんな事をぼんやり思いながら この映画の世界に遊んでいました。

フェイギン(どこか愛すべき悪党って言ってもいいかな)は サー・ベン・キングズレーが演じているんですけど。。。。なんか全然違う人みたいになってる(笑)すごいなぁ~って思う。だって、ついこの間「砂と霧の家」を見たんですもん・・・・・全然違う人だぁ~(笑)
このキャラクター 本当に憎めない。悪党なんだろうけど 否、悪党なんだけども、、、憎めない人。
オリバーも彼のことを愛していた。最後、辛かったね、、、牢獄のフェイギンに会いに行くシーン。
涙が流れました。。。
それは フェイギンへの哀れみなのか、オリバーの心に対しての涙だったのか
・・・両方だったのかな?

それにしても オリバー役のバーニー・クラーク君のあの目! やられます かなりあの目に!!
なにごとかを常に語っているような目。眼差し。。。すごい役者になっていってくれそうで楽しみ!
綺麗な気持ちで見終わる映画は嬉しい。綺麗な気持ちで映画の最後まで音楽を楽しみました。

そして、私はこの映画を観て思い出したように
きちんとした顔を持った人で今、いるのかどうか 自分に問いかけることになりそうです。


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『博士の愛した数式』 [演劇・映画・音楽]

見終わった後に、爽やかな暖かい思いに満たされて
シアターを出てくる人たちの顔は一応に穏やかな表情でした。

小泉堯史監督の映画は「雨あがる」も「阿弥陀堂だより」も大好きで
DVDを何度も繰り返し観ています。
今度のこの映画も 私の大事な(そして数少ない)シネマライブラリーにきちんと収められて
繰り返し私の心を暖かく優しくしてくれる。そう思います。

博士は 事故が元で、記憶が80分しか持たない。
毎日通って来てくれる家政婦さんも 毎日「新しい人」
辛い思いも80分しか記憶されないが、嬉しいことや幸せなことも80分で消えていく。。。

でもね。ずっと毎日来ている家政婦さん(映画の中に名前は出てこなかったように思いました)のことは、記憶からはドンドン欠落していくので 毎日「こんにちは 初めまして」なんだけれども 心が覚えているような感じを受けました。
日々、出会う時の博士の表情がね、微妙に違ってくるんですね。
記憶には残ってないけれども、心はきっと覚えているんですよね。。。
ああ~ 本当に寺尾聡さんっていい役者だなぁ~って感動しました。
こんなこと 今更書かなくても皆さんご存知のことですけれども(笑)

家政婦の子供がルートと呼ばれる少年で、博士と心を通じ合わせていく素直な優しい子供なんですね。大きくなって 数学の教師になるんです。
で、そのルート先生が「博士との出会いを語る」形式で物語は進みます。
ルート先生は 大好きな吉岡秀隆さん。で、もう 思わず笑っちゃったんですけど、少年ルート初登場の図がねぇ~ もう純君(黒板純君)が登場したのかと思ったくらい吉岡さんの子ども時代に似ているんですね。ですから 本当に物語がスムーズに流れていくんです。
こういうとこも 小泉さんだなぁ~って思うところですね。重要でしょ 同一人物なんですから。

いろいろと書きたいこと 書きたいところ たくさんたくさんあるんですけど
(なんといっても 絵の美しさ!!! 博士とルート先生の語る数学の面白さなどなど)
まだ これからご覧になる方 たくさんいらっしゃると思います。
どうぞ ご自分の「心」で “心を開いて”ご覧になってください~~~

大きな出来事がある訳じゃない。ただただ淡々と日々が過ぎていく・・・
そんなことの大切さやそんなささやかなことの幸せを気づかせてくれる 映画。です。
私の大好きな監督の作品です。

さぁ~ 幸せな気持ちを持ったまま 例の部屋(笑)に。
行って来ます~!


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『プライドと偏見』 [演劇・映画・音楽]

「もう 駄目だよ! それ以上言っちゃいけないよ!! ああ~ 言っちゃったよ、、、、
で、ホラね 後悔するんだから。。。。。。。。。今度こそ自分に素直にならなきゃ駄目だよ」

映画をみている間、何度も何度も繰り返し心の中で言った言葉たち。
ハラハラして、ドキドキして もうもうなんでそんな事言っちゃったの!?って後悔(私が?!)して・・・

去年 予告を観たときから絶対に観ようって決めていました。
『プライドと偏見』
確か 学生の頃読んでいたはずなんだけどなぁ~と思いつつ予告を観ていた。
そして 映画を観て、また原作を読みたくなった。

主人公のエリザベス(キーラ・ナイトレイ)が画面に登場した途端、私の胸に浮かんだ言葉は
「青いりんごのような人だなぁ~」
硬質なんだけど、クリスタルではない。潔癖なんだけれども、しなやかな感じもして
このヒロインに引き込まれた。
ちょっと少年のような青い部分が垣間見えて美しい人だなぁ~と。
(パイレーツ~の時よりも美しくなったなって思った)
また、ダーシーが素敵! とっても気高い感じで綺麗。立ち姿が綺麗だなぁ~って思ったら舞台の出だとか。姿の美しい男性は観ていて気持ちがいい☆
『無表情の表情』が素敵でねぇ・・・・・・・・・・ウン いいなぁ~!

音楽もね、すごく綺麗です。
本編が終わった途端に席を立つひとが多くて 本当に残念。
綺麗な音楽を最後まで聞きましょうよ!! 余韻が残るとってもいい音楽です。

こんな映画を観られた一日は幸せ☆☆☆


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「THE  有頂天ホテル」 [演劇・映画・音楽]

見て来ました~「THE  有頂天ホテル」

・・・金曜日に、早々と見に行ったら やってなかった映画。。。。。
念願叶って 見ましたです。
いやぁ~ 期待どおりに面白かったです!!! ただのドタバタじゃなかったし。

それに 最高に面白すぎる『池田成志』!!! そうなんですよぉ~出てるの! 成志さん!!!
それも グハッと噴出すような出演の仕方で 突然出る(笑)
ここで出るかって感じで突然出て、すぐさま映像から消える(爆)
で、あそこだけ??って思ってたら大間違い!!
後ろのほおぅ~の ちょっとボヤケて映ってるところでもいろいろと細かいことやってて笑える!!
もぉう~ 成志さん出てるってmちゃんから教えてもらったのですごく期待してたら
期待どうりで大笑い☆ いやぁ~ 面白いなぁ~
・・・あんなに面白いのに、客席の反応は皆無、、、みんな 成志さんを知らないらしい(汗)
つまんないなぁ~ 後ろであんな演技してるの見てない人が多いかも! もったいない~
ぜひ 「オイリー菅原」(って役目だとエンディングで知った/笑)をご注目ください~
池田さんのこと知ってる人だったら 必ず笑えます☆

映画はねぇ~ 途中正直ちょっとダレルとこもあったけど
全体的に巧い面白い笑える映画でしたよ(^^)
配役が どれもこれもピッタリすぎるくらいピッタリでそれだけでも必見ですわ
ホテルマンの役所広司さんも、汚職にかかわった代議士の佐藤浩市さんも コールガールの篠原涼子さんも他の方々も そりゃぁ~ピッタリのキャスティングで、さすが三谷幸喜さんだなって!
去年だったか、役所さんが舞台をなさった時にも三谷さんがご夫婦で楽屋にいらしてたと友人(役所さんの親戚なの)から聞いていたので、またなにか仕事一緒になさるのかなぁ~って思ってて楽しみにしてました。「笑の大学」は見逃しちゃったんですけど(^^;)

映画はラストで、みんなが新年にささやかな幸せを手に入れる?んですけど、国民的演歌歌手の徳川膳武(西田敏行)さんだけが 落ち込んで新年を迎えるのも笑えました。
あと 国会議員の武藤田勝利さんも思わぬ最後で笑う(^^)

こんな肩の凝らない映画を今年最初の映画に選んだ私と夫、今年もたくさん映画を観るわぁ~♪


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俵和也君の舞台 [演劇・映画・音楽]

ご存知「俵和也君」の舞台に行こうかなぁ~って思ってます。

20日から22日まで笹塚ファクトリーであるそうなんですね。
で、チケット お友達に頼んで取って頂きました。
「ノゾいて見てごらん」っていう題名なの。

俵君は ご存知『MOZART!』でもいい役してましたでしょ?!
いい役っていうか 目立つ役。
居酒屋でみんながヴォルフガングの駄目っぷりについて話て盛り上がっている時に
ヴォルフの真似をして、同じくコロレド大司教の真似をしている居酒屋の主人(野沢さんがやってましたね)の靴にくちづけしたり(いやぁ~役者って大変)
ナンネールが買い物に出かけた市場では 毎回いろんな物を中山さんと盗んでいましたねぇ~
博多のアッキー楽の時には 私の席からは何を盗んでいたか見えなかったんですが、お友達のmちゃんが目撃(笑)したところによると メロン?!を懐に入れようとしてたとか!!!
む、、むりっ! メロンはムリだろう~とmちゃんは心で突っ込んだとか(笑)

私が一番彼のシーンで好きなのは 革命のシーン。
♪人は自分の足で歩いて初めて人間になれる・・・♪と歌うシーン。
このシーンは彼だけじゃなくて アンサンブルの方たち、みんな凄くいい表情してましたね!

その俵君(もちろろんほかの舞台にもたくさん出演なさってますけど)が 桜木涼さんたちと三人芝居をやる(それもストレートプレイ)というのを彼のHPで知って 行って見ようかなぁ~って☆
会場でもしかしたら 「MOZART!」でお見掛けした方たちにもお会いできるかもしれません。
どんな舞台になるのか 楽しみですねぇ~☆


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