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「オリバー・ツイスト」 [演劇・映画・音楽]

今日観た映画は『オリバー・ツイスト』 
お話は大体みんなご存知でしょう~ あまりに有名ですもん。

私、ね。この映画の終盤 思い出したことがあった。
30歳頃だったかな よく考えてた。
若い頃は、「顔」っていうのは “美醜”の話が主だし、綺麗なお嬢さんに生まれていたら
どんなに幸せがてんこ盛りあるだろう~なぁんてバカみたいなこと思っていた(笑)んだけど
30歳になった頃ね。これからは 綺麗とか不細工だとかって話じゃなくなるよねって。要は、心が顔に出てくる(それも顕著に!)歳頃に突入したねって。
心が荒んでいたり、汚かったり、人を妬んだり憎んだりしていると
絶対にそれらは 美醜なんていう次元じゃなくて 顔に顔そのものに出てくる。
その歳頃に突入したね。だからこれからの“自分の顔”を作り出していくのは自分自身だって。
自分の心次第で自分の顔は変わってくる。生活も顔に出るって言うけど、心の中も特にね、出る。
怖い歳になってきたなぁ~って。。。

そんなことを思っていたし、友達とも時々そんな話になったりした。
その頃のことを思い出した。
オリバーのことをブラウンロー氏が(彼の寝顔を見ながら) 無垢で純真な魂をその顔に見た というような話をする場面があるのだけれども、まさにそれは彼の心がその表情に瞳に鏡のように映し出されているから・・・なんだよね。
どんなに綺麗な格好をしていても、綺麗にお化粧していても、その心根は顔に出てしまうんだな・・・
そんな事をぼんやり思いながら この映画の世界に遊んでいました。

フェイギン(どこか愛すべき悪党って言ってもいいかな)は サー・ベン・キングズレーが演じているんですけど。。。。なんか全然違う人みたいになってる(笑)すごいなぁ~って思う。だって、ついこの間「砂と霧の家」を見たんですもん・・・・・全然違う人だぁ~(笑)
このキャラクター 本当に憎めない。悪党なんだろうけど 否、悪党なんだけども、、、憎めない人。
オリバーも彼のことを愛していた。最後、辛かったね、、、牢獄のフェイギンに会いに行くシーン。
涙が流れました。。。
それは フェイギンへの哀れみなのか、オリバーの心に対しての涙だったのか
・・・両方だったのかな?

それにしても オリバー役のバーニー・クラーク君のあの目! やられます かなりあの目に!!
なにごとかを常に語っているような目。眼差し。。。すごい役者になっていってくれそうで楽しみ!
綺麗な気持ちで見終わる映画は嬉しい。綺麗な気持ちで映画の最後まで音楽を楽しみました。

そして、私はこの映画を観て思い出したように
きちんとした顔を持った人で今、いるのかどうか 自分に問いかけることになりそうです。


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ikkoy

はじめまして。確かに年をとればとるほど心が顔にでてきますね。それに、純粋無垢な子供の目にホロッときますね。「オリバー・ツイスト」はそれぞれのキャラクターが際だってました。
by ikkoy (2006-02-09 19:20) 

珊瑚

こんにちは☆ 怖いですね~ 人の生き様や心持ちがどんどん顔に出るんですから・・・ 時々自分をチェックしなきゃってホントに思います。
by 珊瑚 (2006-02-10 09:40) 

coco030705

はじめまして、ココともうします。
これはいい映画でしたね。私もバーニー君にやられました。(笑)
オリバーと比べると、自分がほとんど純粋さというものを失っている
ことに気付きます。いやですね。
自分で自分の顔に責任を持つって、むずかしいですね。しわやシミをきにするのではなく、顔そのものをチェックするってことが大事なんですね。
by coco030705 (2006-02-16 21:30) 

珊瑚

ココさん こんにちは☆

なかなかオリバーのようには 美しい心を持って、純粋では生きてはいられませんけど、実際には。。。少しでも自分に恥ずかしくないような毎日を送りたいとは願ってますけど・・・これもまた難しい、、、

>しわやシミをきにするのではなく

。。。。。。う~ん、、、、それはそれでかなり気になる(爆)
by 珊瑚 (2006-02-17 10:14) 

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「オリバー・ツイスト」 [演劇・映画・音楽]

今日観た映画は『オリバー・ツイスト』 
お話は大体みんなご存知でしょう~ あまりに有名ですもん。

私、ね。この映画の終盤 思い出したことがあった。
30歳頃だったかな よく考えてた。
若い頃は、「顔」っていうのは “美醜”の話が主だし、綺麗なお嬢さんに生まれていたら
どんなに幸せがてんこ盛りあるだろう~なぁんてバカみたいなこと思っていた(笑)んだけど
30歳になった頃ね。これからは 綺麗とか不細工だとかって話じゃなくなるよねって。要は、心が顔に出てくる(それも顕著に!)歳頃に突入したねって。
心が荒んでいたり、汚かったり、人を妬んだり憎んだりしていると
絶対にそれらは 美醜なんていう次元じゃなくて 顔に顔そのものに出てくる。
その歳頃に突入したね。だからこれからの“自分の顔”を作り出していくのは自分自身だって。
自分の心次第で自分の顔は変わってくる。生活も顔に出るって言うけど、心の中も特にね、出る。
怖い歳になってきたなぁ~って。。。

そんなことを思っていたし、友達とも時々そんな話になったりした。
その頃のことを思い出した。
オリバーのことをブラウンロー氏が(彼の寝顔を見ながら) 無垢で純真な魂をその顔に見た というような話をする場面があるのだけれども、まさにそれは彼の心がその表情に瞳に鏡のように映し出されているから・・・なんだよね。
どんなに綺麗な格好をしていても、綺麗にお化粧していても、その心根は顔に出てしまうんだな・・・
そんな事をぼんやり思いながら この映画の世界に遊んでいました。

フェイギン(どこか愛すべき悪党って言ってもいいかな)は サー・ベン・キングズレーが演じているんですけど。。。。なんか全然違う人みたいになってる(笑)すごいなぁ~って思う。だって、ついこの間「砂と霧の家」を見たんですもん・・・・・全然違う人だぁ~(笑)
このキャラクター 本当に憎めない。悪党なんだろうけど 否、悪党なんだけども、、、憎めない人。
オリバーも彼のことを愛していた。最後、辛かったね、、、牢獄のフェイギンに会いに行くシーン。
涙が流れました。。。
それは フェイギンへの哀れみなのか、オリバーの心に対しての涙だったのか
・・・両方だったのかな?

それにしても オリバー役のバーニー・クラーク君のあの目! やられます かなりあの目に!!
なにごとかを常に語っているような目。眼差し。。。すごい役者になっていってくれそうで楽しみ!
綺麗な気持ちで見終わる映画は嬉しい。綺麗な気持ちで映画の最後まで音楽を楽しみました。

そして、私はこの映画を観て思い出したように
きちんとした顔を持った人で今、いるのかどうか 自分に問いかけることになりそうです。


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ikkoy

はじめまして。確かに年をとればとるほど心が顔にでてきますね。それに、純粋無垢な子供の目にホロッときますね。「オリバー・ツイスト」はそれぞれのキャラクターが際だってました。
by ikkoy (2006-02-09 19:20) 

珊瑚

こんにちは☆ 怖いですね~ 人の生き様や心持ちがどんどん顔に出るんですから・・・ 時々自分をチェックしなきゃってホントに思います。
by 珊瑚 (2006-02-10 09:40) 

coco030705

はじめまして、ココともうします。
これはいい映画でしたね。私もバーニー君にやられました。(笑)
オリバーと比べると、自分がほとんど純粋さというものを失っている
ことに気付きます。いやですね。
自分で自分の顔に責任を持つって、むずかしいですね。しわやシミをきにするのではなく、顔そのものをチェックするってことが大事なんですね。
by coco030705 (2006-02-16 21:30) 

珊瑚

ココさん こんにちは☆

なかなかオリバーのようには 美しい心を持って、純粋では生きてはいられませんけど、実際には。。。少しでも自分に恥ずかしくないような毎日を送りたいとは願ってますけど・・・これもまた難しい、、、

>しわやシミをきにするのではなく

。。。。。。う~ん、、、、それはそれでかなり気になる(爆)
by 珊瑚 (2006-02-17 10:14) 

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