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「エリザベスタウン」 [大好きなこと]

またまた 映画に行きました。
多分 今年35本目くらい(笑) くらいっていうのは 夫が観た映画の一覧表を作っていたのですが
相変わらずいい加減な我ら2人。。。どっかにやって仕舞いました、、、
で、多分35本目(笑

今日観たのは「エリザベスタウン」
ご存知 オーランド・ブルームが初現代劇の映画。
お相手はキルスティン・ダントス。スパイダーマンのヒロインです。

まだこれからご覧になる方もたくさんいらっしゃるでしょうから、ちょっとした感想だけ。

私もあんな葬式して欲しいっ!!!

田舎町で死んだ父の亡骸を連れ戻しにドリュー(オーランド)は エリザベスタウンに向かいます。
一人の死を町中が知っているような田舎町。
そこで“大失敗”をして仕事からも彼女からも見放されたドリューの新しい生き方が始まるんですが、その過程がすごく素敵に描かれているんです。
亡き人を思いながら集う人たちの中に自分も入りたいって思ってしまった(笑
いきなりその場面で泣いてしまいました。。。。。今から泣いてどうする。。。

クリス(キルスティング)との恋もちょっといじらしいような気がして ウルウル・・・

公開が終わるまでに 観る事が出来てよかった!!!
博多に行ったりなんかしてたので 間に合わないかもしれないって思ってたので嬉しい~

人は必ずしも成功だけが 幸せの扉を開くワケじゃない。
幸せの扉は 気がつかないだけで、きっとあなたに向けて開いているよ♪
私たちは それに気がつくか 付かないかの差があるだけなのだ。。。きっと・・・


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書きます! [大好きなこと]

午後。。。。。。。。。。。書道室に篭ってました。

エアコンが効くまでと「himself」を聴きながら墨を摺っていましたが、心が浮き足立って(当たり前です)落ち着いて摺れないのでシベリウスに変更。
クラシックはまったく詳しくないんですが、書くときにはやはり最適。いろいろなベスト版しか持ってないという疎い人ですけど、クラシックを聴くのは好き。特に書道室にはお似合いです(^^)

で、とにかく書かなきゃならない仮名半切。
これねぇ~ 昔は苦手じゃなかったんですよ!! 書道展には仮名をいつも出してました。
それがどういうワケか このところ凄く苦手になってしまって、先月の師範試験も見事に落ちました。
、、、、、、自分的にはかなり情けない(泣)師範試験で落ちるなんてねぇ、、、、、いかんなぁ~(--;)
書きましたけどねぇ、、、、、、、枚数だけは。。。
そっか!! 筆のセイだ!!! と、筆を変える。
そっか!! 紙かぁ~!!! と、紙を変える。。。。。。。。えっ?! 腕???
・・・・(号泣) 書きましたけど いろいろ変えつつ・・・うっ、、、、(泣)
「を」で悩み、、、、、、、、、、「気」で悩む、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

まぁ~ と、気を取り直して(これは得意!!)
余った墨で、篆刻の印稿用に葉書大の紙を黒く塗ります。
仮名半紙用の印と、調和体半切用の印の2本の注文を受けたまま、博多に行っちゃって(汗)
まだ彫ってないどころか 印稿も作ってない(汗汗)
このブログを万が一見てたら 二度と注文くれないだろうなぁ~、、、、、マ、、マズイ(^^;)

さぁ~!!と 仕切り直し(?)
新しく墨を摺って 調和体の半紙を書く。
これってさぁ~ 先月 助教授試験、思いっきり落ちたんだよね・・・・
なんか すごく苦手なの。どんな風に書けばいいのか 全然判らない?!
先生が「創作に行き詰った時には、ごくごく普通に書いてみる事が創作の早道だ」みたいな事をお話されていたのを思い出して、とりあえず ごくごく普通の字体で普通になんの計画もなしに書いてみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・書くこと20枚、、、、25枚、、、何も浮かばず、、、、、、、(はぁ~、、、)
なんかねぇ~ 最近創作も枯渇気味。
っていうか、最初っから創作が巧いタイプじゃなかったんだから当然ったら当然。。。

もうもう すっかり疲れ果てて書道室から出てきました。
明日は もう少しマトモに書けるかな?!


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滅多にない一日 [大好きなこと]

月に一度 あるかなぁ~ こんな日。

本来なら、週一で欲しい こんな日。

午前11時に書道室に イヤイヤ入った私でしたが
お昼を挟んで、夕方の子供たちの習字教室を挟んで、
殆ど書道室に入りっぱなしの一日でした。。。
入って ゲームしてた(^^)、、、とかじゃないよ!
たまぁ~に こんな日があるんですが、次々次々 書いても書いても飽き足らず
どんどん書ける一日。

最初はね、苦手の漢字半切から書こうかなぁ~と墨を摺り始めたんですよね。
で、イヤイヤ書いてたら、お腹が鳴ってました・・・
こりゃ いかんでしょう~と思って お昼ご飯。

それから また 漢字半切を書いたんですが、このときから怒涛の書きっぷり(自分で言うか???)
何枚も書いて、飽き足らず なんど墨を摺ったことか。。。。。
それも 苦手な漢字半切ばかり書くこと○十枚!!! 驚きの集中力!
なんといっても 先月の昇段試験でまた落ちて(ナサケナッ)相変わらず6段な私・・・
先生からも 漢字半切が極端に下手だと言われ続けていて かなり自分に腹が立っている。
なんで書けないのぉ~ なんでクリアできないの? 6段で落ち続ける自分が情けない、、、
で、ひたすら書く・・・

まだ書き足りなかったのに、子供たちが来てしまったので
仕方なく 「書初め」練習~ 
心は 子供の指導どころじゃなくて、あの字をこうしたら? とか この字を崩そうとか
そんなことで頭は一杯に~

子供って 忘れ物をよくするんですよ!
いつも私のを貸して書かすんですが、取りに帰らしました。
いつもなんだかんだ忘れ物をするので、今日から忘れ物をしたら家に取りに帰らすことに。
お道具を大事にしないことは ナンにでも通じる事ですが、心構えがなってないんですよ、ね。
と いきなり厳しい先生に!(自分も忘れ物女王なのに 棚に上げちゃう 自分のことは!)
なんつっても書きたい時間を割いて 指導する今日の私。。。自ずから厳しくなります。。。
う~ん 子供は災難かも(笑
・・・帰りをお迎えに来た おばあちゃまたちにも「お道具の用意は子供自身にさせてください」と話す。忘れ物をした時に「ママが入れ忘れた」とかって人のせいにするので。そんなの可笑しいでしょ?
一年以上も勉強に来ていたら、何が必要か自分が判っているはず。
忘れたら 自分で取りに帰る。人のせいにしない。これ基本ですね。(←保護者にも今日は厳しい私)

と、まあ~ 厳しい先生になったあとは またまた書く。とにかく書く。
今度は 仮名半紙を書く。
落ちたもんなぁ~、、、、、先月の師範試験(泣)
納得いく線が書けるまでには至らず、、、、が、さすがに7時間近く書き続けて疲れた。。。

書いて書きまくった一日。。。。。。。。

う~ん この反動で、明日から書きたくなくなっちゃうんじゃないかしらん?!と 心配な珊瑚さんです~


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いやぁ~ 映画って!! [大好きなこと]

今さら私が言うまでもなく 映画って本当に面白い!!

今日は 劇場公開当初見逃していた「8人の女たち」が BS朝日でありました。
2002年フランス映画。

フランス映画は 好きよぉ~☆ 
作りが日本的な感じしませんか? 細やかっていうか、情感を大事にするっていうか。。。
ちょっと前までは アメリカ映画が日本中を席巻していて、フランス映画はどうしたの?っていう時代だったりしたような、、、気が。
今は 韓国映画も盛んで、アメリカ一辺倒じゃなくなっているのかな?
BSでドイツ映画とか観たけど 面白かったもん。
嬉しいですね、いろんな国の映画が家庭で観られるって。

で、「8人の女たち」8人のフランスを代表する(らしいです)新旧の女優陣が出演しているってことでした。 確か、近くの映画館では公開されてなくて、見逃したんですよね。
舞台っぽい作りでしたね、この映画。帝劇の舞台でもいいって感じ。
突然歌うとは聞いていたんですが、本当に突然歌うので(かといってミュージカルではないし)一曲めでドヌーヴが踊りだした時には びっくりしました!!! 何事???って思って・・・

カトリーヌ・ドヌーヴ。 すごい貫禄で 相変わらずお綺麗で嬉しくなっちゃう!! この方が歌って踊るシーン初めて拝見。。。多分。存在だけで充分ですわって言うところが いかにもな彼女。昔から好き。
彼女の映画はいろいろと観たんですが、いつも内容より彼女が気になっちゃってっていう見方をしていたセイか、映画自体が印象に残ってないのが情けない。。。綺麗な人が好きなのですわ、私。

ファニー・アルダン 私、この方初めて拝見したんですが、いいなぁ~ 好きだなぁ~この女優さん!
存在感があって この映画のワケアリ部分を担当(笑)していて、引き込まれる。
エマニュエル・ベアール この目つき、この態度 なんなんでしょう~ すごくいいんですけど!! こんなメードがいたら 安心できないですねぇ~ 奥様方も。と思わせてニクイ(笑)
ダニエル・ダリュー 品のいいおばあちゃまかと思わせといて こんな本性っ?!っていうのが、さもありなんで笑える。ちょっと横目で見る芝居が巧くって拍手しちゃいました。
イザベル・ユペール 顔を手で隠しながら歌いつつ 次第に鼻が赤くなって涙がこぼれるシーン。歌が格別巧いわけじゃないんだけど、心情が伝わってきてジーンとしてしまいました。。。
突然 美しい婦人になって登場するとこがGOOD。けど ドヌーブのドレスを借りたっていう設定は体型的にどうなんでしょ?!と思わせる演出でしたが・・・
フィルミーヌ・リシャール あなたが、その趣味の方でしたか?と思わせてくれる人。女主人を尊敬しているわけじゃないってことがあからさまになったりして、興味深い役どころでしたねぇ~
ヴィルジニー・ルドワイヤン あらぁ~まぁ~ ええーっ!!!!!な彼女。終わってみればピッタリだったんだぁ~と妙に納得。 品があって勝気そうで 賢いお姉さんだけど、ちょっとね。って。(←意味不明)
リュディヴィーヌ・サニエ みそっかす系な雰囲気で面白いなって最初思った。お姉さんと違いすぎない?って思ったけれども ちゃんと仕掛けがあって納得の役回り。キュートだけどね。

。。。。。映画の内容をご存知ない方には なんじゃらほいな↑の話。
けど なんつっても「ミステリー」なんですから、まだご覧になってなくて、今度ツ○ヤで借りて観よう~って方がいらしたら、ねぇ~、、、と思うといろいろ書けず(笑
自分で書いてちょっとびっくりなんですが、これってミステリー? の範疇???
・・・ですよね、、、うんうん 殺人事件が起こるっていう導入部ですもんね。。。。。。。。。ウンウン
突然 歌って踊るミステリー・・・・・・・・・・・

いいなぁ~ 私この映画すごく好きです!! ぼんやり観てないで、録画しておけば良かったぁ~と、後悔、、、、、先に立たず・・・・・ガクッ!!


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MARY STUART [大好きなこと]

クリスマスのイルミネーションが街のあちこちに輝いていました。

夕方の渋谷。

今日は パルコ劇場で今公演中の「メアリー・ステュアート」を友達のMちゃんと観て来ました。
・・・それが 二人とも風邪なのか 具合が悪くって
昨日の夜は「本当に明日 行けるのかナァ~」と各々思っていたというイマイチな調子。。。
それでも渋谷駅の定番、、、、ハチ公前で待ち合わせた時にはお互いに
「ほどほど元気」っていうところまでは 持ち直していました。
。。。さすが チケットは無駄にしないわっ!!!という 主婦魂~(笑

で、お昼もしっかり頂いて 行きました、初めてのパルコ劇場。
Mちゃんも私も この劇場は初めて。
気に入りましたぁ~ 箱の大きさもテアトルより小さくて、すり鉢状になっているので
舞台が見易い!!! アッキーにここでやって欲しいなぁ~(と、すぐにアッキー話になる私)

この舞台は激しいです。原田美枝子さんと南果歩さんの2人芝居で、一人二役(一人南さんが演じる女性が登場しますから 正確には南さんは三役)。
メアリー・ステュアートを南果歩さんが そして エリザベスを原田美枝子さんが。
メアリーに仕えるケネディを原田さんが そして エリザベスに使えるナニーを南さんが。
舞台には この2人だけ。
一瞬にして この2人が主従の関係を入れ替えつつ 演じていきます。
その姿勢だけで 2人が明確に入れ替わった事を提示しつつ演じていく、2人の女優の力量がくっきりと表れる恐ろしい演出。演出家は ご存知 宮本亜門。

メアリーはロンドン塔で、エリザベスは王宮で、互いの事を考えつつ、その実 自分の内面深く思考していく。自分の内面に入り込んでいくことは決して愉快なことではない。
あの凄まじい下克上と表現できる時代なら尚の事だろう、、、(と寒くなる。)
2人の女優は 役を生きつつ自分の内面に降り立っていくようだ。
その迫力と決心なくしては この2人舞台は成立しないだろう。

南果歩さんという女優は 実はかなり私は苦手な人で、ドラマなどで見ても共感を覚えた事はない。
かなり以前 舞台も観ているのだが、それほど演技が印象に残っている訳でもなかった。
が、今回の舞台の気迫はどうだろう!!! 2人の人物(三役の一人は短い出番なので省くとしても)を その姿 声、媚び方で一瞬にして演じ分ける。よく通る声、メリハリの利いた演技。動きの美しさ。

原田美枝子という女優は 好きな女優の一人。潔い人という印象が強い。黒澤作品の影響か?!
まだ私自身が子供の領域に生きていた頃 この人は「大地の子守唄」という作品に出演していて、なんなんだこの人は!!という強烈な印象を私に残している。その後が「青春の殺人者」。。。
どうしても目が離せない女優の一人。彼女って こんなにハスキーな声だったの?って思った。
生涯をイングランドに捧げた女王にピッタリすぎて 怖い。 苦悩を伴ったとしても、メアリーに処刑を敢然と言い渡しそうだ。その裏に様々な言い訳や懇願があったとしても・・・

宮本亜門という演出家は 舞台上の人間を丸裸にしてしまう天才かもしれない
と、ぼんやり思う。。。。。。。。これを言葉で説明せよ と言われても私の力量外。ご、、めん。

舞台が終わってから Mちゃんとお茶しながら あれこれ話す。このひと時が 楽しい。
フイに 幸せの定義について話たくなる私。人がどう思おうと その人が幸せと感じるならば その人にとっては幸せなのだ。。。。。。
・・・・なぁに 私?????

一人の帰り道。電車の中で 突然Mちゃんに言いたかったことが判った。
エリザベスとメアリー。イングラント女王王と囚われ人。
結婚を憎み生涯一人を生き抜いた女王、何人かの夫と共に生き、生まれながらの女王でありながら首をはねられて死んだ女王。
人の幸せは それぞれ。人の幸せを他の人が計ることはできない。
・・・・・・どっちにしろ 滑る言葉。(あちゃぁ~、、、)

久しぶりにストレートプレイの舞台を観て(考えたら10/11のアートスフィアもそうだったのだが)ミュージカルの舞台に狎れすぎていた自分を発見!!
なんか 一幕はテンポが合わなくて 一瞬ウトっとしてしまった。。。。
が、けっして 面白くない舞台だから眠くなったのではありません~~~っ!!!
昨日睡眠不足だったんですってばぁ~(ホントです!!!)

ぜひ 渋谷に行かれる際には ご覧下さい。
2人の女優が その全てをさらけ出して演じている舞台です。


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THE BROTHERS GRIMM [大好きなこと]

映画に 行ってきました(^^)
ブラザーズ グリム(Mは 二つだと言うセリフあり)
マット・デイモンね~ 最近になって、「グット・ウィル・ハンティング」と言う彼の8年前の映画にいたく感激したのですわ。。。遅れてる 私、、、(アハハ~

この映画では、役どころをヒース・レジャーと交換したって言うだけあってイメージが違ってて、面白かった!!! 前なら ヒースの役がマットだよね☆
中世って言うか面白い時代だよね、映画の中で嘘がたくさんつけるものね。
グリムって言うと、結構残酷なお話が多いし・・・
なんだか目まぐるしい映画でしたが、楽しみました。
なんといっても、モニカ・ベルッチが 美しい~~~☆
怖いけどある意味哀れな女王様が ぴったり!!! もう もう ピッタリすぎ(笑

今回は 車で10分くらいのトコにできたシネコンに行ったのですが
感激~綺麗だし(出来立てだから当然ですが)近いし、なんといっても椅子がいいもんね。
ガンガン通いそうですわ♪


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帝劇 エリザベート [大好きなこと]

ミュージカルに行ってきました。帝劇の『エリザベート』

。。。。。びっくりしました!!! 帝劇のロビーで周りを見回しても 知ってる人が誰もいない(笑
そう。6月までの帝劇に戻っていました。これが 普通なんですよね・・・・・
7月8月の公演の間は 必ず誰か最低でも4~5人は知っている人がいたもの。。。
こっちが本当で 7月8月が異常だったんだぁ~(爆

・・・で、エリザベート。
私、以前観た時にも どうしても物語に入っていけなかった。
主役のエリザベートその人に 共感することがちっとも出来ないんです。
皇帝と結婚して、周囲の目にさらされ、皇太后に辛く当たられた(と、激しく拒否反応を起こす)新婚一日目の朝に もう全てを頭から拒否してしまう頑なさに まず着いていけず、子供を取り戻したいと大騒ぎして夫も巻き込んで皇太后とやりあうくせに、取り戻した子供を第一に考えるでもなく、自分は自分と言い切ってしまう自己中なとこも理解できない。
ママどこなの?と歌う幼子を抱きしめるでもなく 外交が大事とばかりに外国に行ってしまう。
皇太子が政治の世界に巻き込まれ(潔癖さゆえ。。。?!)愛する母親に助けを請うても 自分の保身、プライドを守るため(のように思える)に拒否し、死の帝王 トートの手に落ちるがままにしてしまう。。。
なんなの この人???オンパレード・・・
それに以前も思ったんですけど、お話の「案内人」である高嶋政宏さんの台詞や歌詞が聞き取りにくくて、、、言葉が不明瞭だと お話がわかりにくい・・・

それでも観に行ったのは ひとえに内野トートの妖しいお姿と浦井ルドルフのはかないまでの美しいピュアな心のやり取り、その円舞が観たかったから。
トートダンサーたちの踊りに浸りたかったから。。。
その点は 大満足でした。ウッチートートはますます妖しくなっていたし、トートダンサーたちは美しく妖しく舞っていたし、浦井ルドルフも その線の細さが悲しいルドルフの運命を象徴しているかのよう。二人のダンスも素敵でした☆

しかしね、、一幕とニ幕の間の長かったこと。なにしろ一人も知っている人がいないんですから(笑
早々に席に着いて i-pod聞いてました。それも「MOZART!」(爆
目を閉じて オケの音あわせや人々のざわめきをバックに「MOZART!」を聞いていると そこにヴォルフやシカネーダーたちが生きているような錯覚に陥る。
お陰で 二幕が始まってしばらく ますますこのエリザの世界に入れなくて参りました(汗
ルドルフが母に拒否されて トートの死の接吻を受けてしまうまでの葛藤の場面は、浦井ルドルフの哀しみに涙がでました。が。。。ごめんなさい ちょっと眠ってしまいそうな場面もありました。
・・・・・MOZARTが抜けてない私。

だって 舞台には 野沢さん(カッコイイです~)がいて俵さん(天才は貴族より、、なんてことは言ってなかったです)が居て、砂川さん(熊の着ぐるみは着てなかった/笑)や森田さん(妻の弟に嫉妬なんかしてないし/笑)、徳垣さんがいるんですもん。。。
どうして ここにヴォルフガングがいないの?状態(爆
アッキーはとっくに次の仕事に取り掛かっているのに 私一人帝劇に取り残された気分・・・


地下通路から帝劇に入っていくところは もうすっかり来月の舞台のポスターに変わっていました。


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空虚 [大好きなこと]

この夏の私を支えてくれていた 帝劇7月8月公演『MOZART!』が今日楽日を迎えました。

観たい けど 観たくない。観たら終わってしまうから・・・・・
そんな矛盾を孕んだ舞台は この二ヶ月(アッキーたちは 大阪を含めて三ヶ月)の集大成のような力の入った舞台でした。

アッキーも相変わらずの絶好調でしたし、市村パパも いつにも増して力が入っていました。
山口コロレド大司教様も 張り切ってましたねぇ~ トイレのシーン(笑
かなり髪、乱れて 何度もアルコ伯爵が直してましたもん(爆
このシーン 山口さん お気に入りのようで、随分楽しんでらっしゃる(笑
由美子ナンネールも 細かいアドリブいれてました!
そして シカネーダー!!!!!
「私が誰だか知っているか?」といういつもの問いに 今日は全員で「シカネーダー」と(爆
これって初演の時のカテコのお決まりだったらしいんですが、嬉しそうな吉野さん(^^)
盛り上がりましたねぇ~ 居酒屋のシーン!!!!!
すっごく楽しかったです♪ アッキーもリズムを取ってすごく楽しそうにステップ踏んでました☆

時間がどんどん過ぎていって あっという間にレクイエム。。。。。

私 仮面舞踏会の ♪謎解きゲーム 僕は得意・・・♪っていう時のアッキーのお顔。
フィガロの結婚が成功した後に 帰宅してみせるアッキーの顔。
そして、このレクイエムのアッキーの表情がすっごく好きなです~~~
なんて綺麗な人だろうっていつも思う。いつもいつも 綺麗だなぁ~アッキーって思う。
心の中に綺麗なものが存在していて、それが表情となって表れているように思う 大好きなお顔。
好きなシーンは いくつもあって、どれもが去来するんですが
この レクイエムのシーンは 私の中でダントツ一位です!!!

カテコも楽しかったです。ウィーンから、音楽を作られたシルヴェスター・リーヴァィさんがいらしていて 小池先生に続いてご挨拶されました。もう一人 ウィーンからいらした方は 美術監督の方だったんでしょうか? 盛んに皆に手を振ってくださってました☆


話がとりとめなく進んでいる・・・・・・・・
今 なんといっても空虚の真っ只中にいるので、何を書いているのかいまひとつ整理出来てない。
こんなのUPしていいものかどうか(笑

いろんな今日の舞台を書きたいと思って書き始めたんですが
この帝劇に通った充実の夏も いよいよ終わりかと思うと、考えがまとまりません。
結局 帝劇に通うこと14回。 MOZART!に支えられた夏。
この夏は 本当にいろいろな事があって、それは決して楽しい嬉しいことじゃなかった。
それでも 常に前向きに、ちゃんと自分の足で立って毎日を過ごせたのは
この舞台があったから といっても過言じゃないと思っています。
この舞台を作り上げて 毎回高いレベルを保って 提示し続けてくださった
アッキーを初めとするキャストの方たち オケの方たち スタッフの方たちに
心から感謝とお礼を!!!!!

舞台空間は 夢の世界。
ひと時遊んで癒されて 心の様々を覗き込んで、自分を知って自分を思って
そしてまた それぞれの場所に帰っていきます。
その場所が たとえ厳しい現実に直面していても、帰って対峙するしかない。
その時に 支えてくれたのは 次の観劇の日。だったりしました。
劇場で会う 多くの仲間たちだったりしました。

明日から どうやって厳しい現実に向き合っていきましょうか?

その答えは 自分で見つけるしかないのだと ヴォルフガングが小さく私に言いました・・・・・


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袴。 [大好きなこと]

出来上がった篆刻印の袴作り。
ボンドのベタベタが多少気持ち悪かろうと、はたまた 紅絹が扱いにくくて苦戦しようとも
袴を作らなきゃ お渡しできません。

袴を着けると、、、、(穿かせると?) 印が途端にお品よくなる。
ちょっとお澄ましさんのお坊ちゃまって感じv(^^)v

携帯でパチリ 写真を撮って、依頼主さんにメールで出来上がりをお知らせ。
恥ずかしながら料金も請求。。。仕事ですから、、、(汗)

先月今月と これでもかっていうくらいアッキーにつぎ込んだアタクシ。
いったい何十本印を作ればまかなえるのか 想像もつきませんわっ(泣
まっ ホストクラブに通うことを思えば 帝劇通いなど どうってことありませんわ
(・・・って そこに喩えるのかいっ/爆)


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篆刻教室 [大好きなこと]

篆刻を勉強しています。

篆刻ってなぁに? という方 すごく多いです。
疑問に思ったのはあなただけではありません、ご安心ください(笑

書や日本画の作品の隅に、印が押してあるのに気がついたことありますか?
あれが 篆刻印です。石に彫った印なんですね。
書道作品や日本画には必需品。
押印して初めて 作品として完成します。。。。の、ハズです。
その印作りを勉強しています。今年、、、丸8年かなぁ~長いなあ~
その割りに 上達しなくて困ってますけど(汗

その教室をやめてしまうおうかと思っています。
先生については 引き続き勉強していきたいので、個別に教えていただくつもりなんですが
ずっと通っていた教室は 退会しようとかと、、、
原因は お定まりの人間関係です。

篆刻の世界は平均年齢が高くて、私が今の教室では一番年下です。
ですから、様々な雑用を言い付かってきました。
会計係も 何年もずっと私の係り。みんなのお昼の手配、先生のお迎えの手配。
(連絡なく休む方がいらっしゃるので お昼ごはんの注文も結構心配するんですよね)
年末には 忘年会。お中元 お歳暮。
皆が席について 自分の仕事をやっている時に、集金に回ったり苦情を聞いたり。。。
ひどい時には 午前中 殆ど自分の仕事は出来ないってこともありました。
それでも 一番年少だからと思って結構頑張ってきたつもりだったんですが・・・

いよいよその我慢の限界がきました。昨日の教室で 遂に(笑
愚痴を書くつもりはありませんが なかなかしんどい一日でした。

この教室を離れても 篆刻の勉強は続けられると 心を決めました。
いつもいつでも 面倒なのは人間関係なんだなぁ~
口だけ出す人は いくらでもいます。何も具体的なことは手伝ってくれないくせに。。。

やめてしまおうと決意すれば それは凄く軽やかなことで
別に何の問題もないんだなぁ~と 急に心が柔らかになりました。
肝心なことは 篆刻が好きだということ。勉強を続けていくのだという決意。
それだけのことでした。

昨日彫り上げた印。秋の書道展用にと 注文された印。
怒りと共に かなりテンパッテ彫り上げました(笑
後は 袴を作って注文主に届けます。気に入ったくださると嬉しいなぁ~

一人で頑張って行こうと決意した日に作り上げた印です。


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またまた 映画に行きました。
多分 今年35本目くらい(笑) くらいっていうのは 夫が観た映画の一覧表を作っていたのですが
相変わらずいい加減な我ら2人。。。どっかにやって仕舞いました、、、
で、多分35本目(笑

今日観たのは「エリザベスタウン」
ご存知 オーランド・ブルームが初現代劇の映画。
お相手はキルスティン・ダントス。スパイダーマンのヒロインです。

まだこれからご覧になる方もたくさんいらっしゃるでしょうから、ちょっとした感想だけ。

私もあんな葬式して欲しいっ!!!

田舎町で死んだ父の亡骸を連れ戻しにドリュー(オーランド)は エリザベスタウンに向かいます。
一人の死を町中が知っているような田舎町。
そこで“大失敗”をして仕事からも彼女からも見放されたドリューの新しい生き方が始まるんですが、その過程がすごく素敵に描かれているんです。
亡き人を思いながら集う人たちの中に自分も入りたいって思ってしまった(笑
いきなりその場面で泣いてしまいました。。。。。今から泣いてどうする。。。

クリス(キルスティング)との恋もちょっといじらしいような気がして ウルウル・・・

公開が終わるまでに 観る事が出来てよかった!!!
博多に行ったりなんかしてたので 間に合わないかもしれないって思ってたので嬉しい~

人は必ずしも成功だけが 幸せの扉を開くワケじゃない。
幸せの扉は 気がつかないだけで、きっとあなたに向けて開いているよ♪
私たちは それに気がつくか 付かないかの差があるだけなのだ。。。きっと・・・


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書きます! [大好きなこと]

午後。。。。。。。。。。。書道室に篭ってました。

エアコンが効くまでと「himself」を聴きながら墨を摺っていましたが、心が浮き足立って(当たり前です)落ち着いて摺れないのでシベリウスに変更。
クラシックはまったく詳しくないんですが、書くときにはやはり最適。いろいろなベスト版しか持ってないという疎い人ですけど、クラシックを聴くのは好き。特に書道室にはお似合いです(^^)

で、とにかく書かなきゃならない仮名半切。
これねぇ~ 昔は苦手じゃなかったんですよ!! 書道展には仮名をいつも出してました。
それがどういうワケか このところ凄く苦手になってしまって、先月の師範試験も見事に落ちました。
、、、、、、自分的にはかなり情けない(泣)師範試験で落ちるなんてねぇ、、、、、いかんなぁ~(--;)
書きましたけどねぇ、、、、、、、枚数だけは。。。
そっか!! 筆のセイだ!!! と、筆を変える。
そっか!! 紙かぁ~!!! と、紙を変える。。。。。。。。えっ?! 腕???
・・・・(号泣) 書きましたけど いろいろ変えつつ・・・うっ、、、、(泣)
「を」で悩み、、、、、、、、、、「気」で悩む、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

まぁ~ と、気を取り直して(これは得意!!)
余った墨で、篆刻の印稿用に葉書大の紙を黒く塗ります。
仮名半紙用の印と、調和体半切用の印の2本の注文を受けたまま、博多に行っちゃって(汗)
まだ彫ってないどころか 印稿も作ってない(汗汗)
このブログを万が一見てたら 二度と注文くれないだろうなぁ~、、、、、マ、、マズイ(^^;)

さぁ~!!と 仕切り直し(?)
新しく墨を摺って 調和体の半紙を書く。
これってさぁ~ 先月 助教授試験、思いっきり落ちたんだよね・・・・
なんか すごく苦手なの。どんな風に書けばいいのか 全然判らない?!
先生が「創作に行き詰った時には、ごくごく普通に書いてみる事が創作の早道だ」みたいな事をお話されていたのを思い出して、とりあえず ごくごく普通の字体で普通になんの計画もなしに書いてみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・書くこと20枚、、、、25枚、、、何も浮かばず、、、、、、、(はぁ~、、、)
なんかねぇ~ 最近創作も枯渇気味。
っていうか、最初っから創作が巧いタイプじゃなかったんだから当然ったら当然。。。

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明日は もう少しマトモに書けるかな?!


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滅多にない一日 [大好きなこと]

月に一度 あるかなぁ~ こんな日。

本来なら、週一で欲しい こんな日。

午前11時に書道室に イヤイヤ入った私でしたが
お昼を挟んで、夕方の子供たちの習字教室を挟んで、
殆ど書道室に入りっぱなしの一日でした。。。
入って ゲームしてた(^^)、、、とかじゃないよ!
たまぁ~に こんな日があるんですが、次々次々 書いても書いても飽き足らず
どんどん書ける一日。

最初はね、苦手の漢字半切から書こうかなぁ~と墨を摺り始めたんですよね。
で、イヤイヤ書いてたら、お腹が鳴ってました・・・
こりゃ いかんでしょう~と思って お昼ご飯。

それから また 漢字半切を書いたんですが、このときから怒涛の書きっぷり(自分で言うか???)
何枚も書いて、飽き足らず なんど墨を摺ったことか。。。。。
それも 苦手な漢字半切ばかり書くこと○十枚!!! 驚きの集中力!
なんといっても 先月の昇段試験でまた落ちて(ナサケナッ)相変わらず6段な私・・・
先生からも 漢字半切が極端に下手だと言われ続けていて かなり自分に腹が立っている。
なんで書けないのぉ~ なんでクリアできないの? 6段で落ち続ける自分が情けない、、、
で、ひたすら書く・・・

まだ書き足りなかったのに、子供たちが来てしまったので
仕方なく 「書初め」練習~ 
心は 子供の指導どころじゃなくて、あの字をこうしたら? とか この字を崩そうとか
そんなことで頭は一杯に~

子供って 忘れ物をよくするんですよ!
いつも私のを貸して書かすんですが、取りに帰らしました。
いつもなんだかんだ忘れ物をするので、今日から忘れ物をしたら家に取りに帰らすことに。
お道具を大事にしないことは ナンにでも通じる事ですが、心構えがなってないんですよ、ね。
と いきなり厳しい先生に!(自分も忘れ物女王なのに 棚に上げちゃう 自分のことは!)
なんつっても書きたい時間を割いて 指導する今日の私。。。自ずから厳しくなります。。。
う~ん 子供は災難かも(笑
・・・帰りをお迎えに来た おばあちゃまたちにも「お道具の用意は子供自身にさせてください」と話す。忘れ物をした時に「ママが入れ忘れた」とかって人のせいにするので。そんなの可笑しいでしょ?
一年以上も勉強に来ていたら、何が必要か自分が判っているはず。
忘れたら 自分で取りに帰る。人のせいにしない。これ基本ですね。(←保護者にも今日は厳しい私)

と、まあ~ 厳しい先生になったあとは またまた書く。とにかく書く。
今度は 仮名半紙を書く。
落ちたもんなぁ~、、、、、先月の師範試験(泣)
納得いく線が書けるまでには至らず、、、、が、さすがに7時間近く書き続けて疲れた。。。

書いて書きまくった一日。。。。。。。。

う~ん この反動で、明日から書きたくなくなっちゃうんじゃないかしらん?!と 心配な珊瑚さんです~


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いやぁ~ 映画って!! [大好きなこと]

今さら私が言うまでもなく 映画って本当に面白い!!

今日は 劇場公開当初見逃していた「8人の女たち」が BS朝日でありました。
2002年フランス映画。

フランス映画は 好きよぉ~☆ 
作りが日本的な感じしませんか? 細やかっていうか、情感を大事にするっていうか。。。
ちょっと前までは アメリカ映画が日本中を席巻していて、フランス映画はどうしたの?っていう時代だったりしたような、、、気が。
今は 韓国映画も盛んで、アメリカ一辺倒じゃなくなっているのかな?
BSでドイツ映画とか観たけど 面白かったもん。
嬉しいですね、いろんな国の映画が家庭で観られるって。

で、「8人の女たち」8人のフランスを代表する(らしいです)新旧の女優陣が出演しているってことでした。 確か、近くの映画館では公開されてなくて、見逃したんですよね。
舞台っぽい作りでしたね、この映画。帝劇の舞台でもいいって感じ。
突然歌うとは聞いていたんですが、本当に突然歌うので(かといってミュージカルではないし)一曲めでドヌーヴが踊りだした時には びっくりしました!!! 何事???って思って・・・

カトリーヌ・ドヌーヴ。 すごい貫禄で 相変わらずお綺麗で嬉しくなっちゃう!! この方が歌って踊るシーン初めて拝見。。。多分。存在だけで充分ですわって言うところが いかにもな彼女。昔から好き。
彼女の映画はいろいろと観たんですが、いつも内容より彼女が気になっちゃってっていう見方をしていたセイか、映画自体が印象に残ってないのが情けない。。。綺麗な人が好きなのですわ、私。

ファニー・アルダン 私、この方初めて拝見したんですが、いいなぁ~ 好きだなぁ~この女優さん!
存在感があって この映画のワケアリ部分を担当(笑)していて、引き込まれる。
エマニュエル・ベアール この目つき、この態度 なんなんでしょう~ すごくいいんですけど!! こんなメードがいたら 安心できないですねぇ~ 奥様方も。と思わせてニクイ(笑)
ダニエル・ダリュー 品のいいおばあちゃまかと思わせといて こんな本性っ?!っていうのが、さもありなんで笑える。ちょっと横目で見る芝居が巧くって拍手しちゃいました。
イザベル・ユペール 顔を手で隠しながら歌いつつ 次第に鼻が赤くなって涙がこぼれるシーン。歌が格別巧いわけじゃないんだけど、心情が伝わってきてジーンとしてしまいました。。。
突然 美しい婦人になって登場するとこがGOOD。けど ドヌーブのドレスを借りたっていう設定は体型的にどうなんでしょ?!と思わせる演出でしたが・・・
フィルミーヌ・リシャール あなたが、その趣味の方でしたか?と思わせてくれる人。女主人を尊敬しているわけじゃないってことがあからさまになったりして、興味深い役どころでしたねぇ~
ヴィルジニー・ルドワイヤン あらぁ~まぁ~ ええーっ!!!!!な彼女。終わってみればピッタリだったんだぁ~と妙に納得。 品があって勝気そうで 賢いお姉さんだけど、ちょっとね。って。(←意味不明)
リュディヴィーヌ・サニエ みそっかす系な雰囲気で面白いなって最初思った。お姉さんと違いすぎない?って思ったけれども ちゃんと仕掛けがあって納得の役回り。キュートだけどね。

。。。。。映画の内容をご存知ない方には なんじゃらほいな↑の話。
けど なんつっても「ミステリー」なんですから、まだご覧になってなくて、今度ツ○ヤで借りて観よう~って方がいらしたら、ねぇ~、、、と思うといろいろ書けず(笑
自分で書いてちょっとびっくりなんですが、これってミステリー? の範疇???
・・・ですよね、、、うんうん 殺人事件が起こるっていう導入部ですもんね。。。。。。。。。ウンウン
突然 歌って踊るミステリー・・・・・・・・・・・

いいなぁ~ 私この映画すごく好きです!! ぼんやり観てないで、録画しておけば良かったぁ~と、後悔、、、、、先に立たず・・・・・ガクッ!!


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MARY STUART [大好きなこと]

クリスマスのイルミネーションが街のあちこちに輝いていました。

夕方の渋谷。

今日は パルコ劇場で今公演中の「メアリー・ステュアート」を友達のMちゃんと観て来ました。
・・・それが 二人とも風邪なのか 具合が悪くって
昨日の夜は「本当に明日 行けるのかナァ~」と各々思っていたというイマイチな調子。。。
それでも渋谷駅の定番、、、、ハチ公前で待ち合わせた時にはお互いに
「ほどほど元気」っていうところまでは 持ち直していました。
。。。さすが チケットは無駄にしないわっ!!!という 主婦魂~(笑

で、お昼もしっかり頂いて 行きました、初めてのパルコ劇場。
Mちゃんも私も この劇場は初めて。
気に入りましたぁ~ 箱の大きさもテアトルより小さくて、すり鉢状になっているので
舞台が見易い!!! アッキーにここでやって欲しいなぁ~(と、すぐにアッキー話になる私)

この舞台は激しいです。原田美枝子さんと南果歩さんの2人芝居で、一人二役(一人南さんが演じる女性が登場しますから 正確には南さんは三役)。
メアリー・ステュアートを南果歩さんが そして エリザベスを原田美枝子さんが。
メアリーに仕えるケネディを原田さんが そして エリザベスに使えるナニーを南さんが。
舞台には この2人だけ。
一瞬にして この2人が主従の関係を入れ替えつつ 演じていきます。
その姿勢だけで 2人が明確に入れ替わった事を提示しつつ演じていく、2人の女優の力量がくっきりと表れる恐ろしい演出。演出家は ご存知 宮本亜門。

メアリーはロンドン塔で、エリザベスは王宮で、互いの事を考えつつ、その実 自分の内面深く思考していく。自分の内面に入り込んでいくことは決して愉快なことではない。
あの凄まじい下克上と表現できる時代なら尚の事だろう、、、(と寒くなる。)
2人の女優は 役を生きつつ自分の内面に降り立っていくようだ。
その迫力と決心なくしては この2人舞台は成立しないだろう。

南果歩さんという女優は 実はかなり私は苦手な人で、ドラマなどで見ても共感を覚えた事はない。
かなり以前 舞台も観ているのだが、それほど演技が印象に残っている訳でもなかった。
が、今回の舞台の気迫はどうだろう!!! 2人の人物(三役の一人は短い出番なので省くとしても)を その姿 声、媚び方で一瞬にして演じ分ける。よく通る声、メリハリの利いた演技。動きの美しさ。

原田美枝子という女優は 好きな女優の一人。潔い人という印象が強い。黒澤作品の影響か?!
まだ私自身が子供の領域に生きていた頃 この人は「大地の子守唄」という作品に出演していて、なんなんだこの人は!!という強烈な印象を私に残している。その後が「青春の殺人者」。。。
どうしても目が離せない女優の一人。彼女って こんなにハスキーな声だったの?って思った。
生涯をイングランドに捧げた女王にピッタリすぎて 怖い。 苦悩を伴ったとしても、メアリーに処刑を敢然と言い渡しそうだ。その裏に様々な言い訳や懇願があったとしても・・・

宮本亜門という演出家は 舞台上の人間を丸裸にしてしまう天才かもしれない
と、ぼんやり思う。。。。。。。。これを言葉で説明せよ と言われても私の力量外。ご、、めん。

舞台が終わってから Mちゃんとお茶しながら あれこれ話す。このひと時が 楽しい。
フイに 幸せの定義について話たくなる私。人がどう思おうと その人が幸せと感じるならば その人にとっては幸せなのだ。。。。。。
・・・・なぁに 私?????

一人の帰り道。電車の中で 突然Mちゃんに言いたかったことが判った。
エリザベスとメアリー。イングラント女王王と囚われ人。
結婚を憎み生涯一人を生き抜いた女王、何人かの夫と共に生き、生まれながらの女王でありながら首をはねられて死んだ女王。
人の幸せは それぞれ。人の幸せを他の人が計ることはできない。
・・・・・・どっちにしろ 滑る言葉。(あちゃぁ~、、、)

久しぶりにストレートプレイの舞台を観て(考えたら10/11のアートスフィアもそうだったのだが)ミュージカルの舞台に狎れすぎていた自分を発見!!
なんか 一幕はテンポが合わなくて 一瞬ウトっとしてしまった。。。。
が、けっして 面白くない舞台だから眠くなったのではありません~~~っ!!!
昨日睡眠不足だったんですってばぁ~(ホントです!!!)

ぜひ 渋谷に行かれる際には ご覧下さい。
2人の女優が その全てをさらけ出して演じている舞台です。


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THE BROTHERS GRIMM [大好きなこと]

映画に 行ってきました(^^)
ブラザーズ グリム(Mは 二つだと言うセリフあり)
マット・デイモンね~ 最近になって、「グット・ウィル・ハンティング」と言う彼の8年前の映画にいたく感激したのですわ。。。遅れてる 私、、、(アハハ~

この映画では、役どころをヒース・レジャーと交換したって言うだけあってイメージが違ってて、面白かった!!! 前なら ヒースの役がマットだよね☆
中世って言うか面白い時代だよね、映画の中で嘘がたくさんつけるものね。
グリムって言うと、結構残酷なお話が多いし・・・
なんだか目まぐるしい映画でしたが、楽しみました。
なんといっても、モニカ・ベルッチが 美しい~~~☆
怖いけどある意味哀れな女王様が ぴったり!!! もう もう ピッタリすぎ(笑

今回は 車で10分くらいのトコにできたシネコンに行ったのですが
感激~綺麗だし(出来立てだから当然ですが)近いし、なんといっても椅子がいいもんね。
ガンガン通いそうですわ♪


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帝劇 エリザベート [大好きなこと]

ミュージカルに行ってきました。帝劇の『エリザベート』

。。。。。びっくりしました!!! 帝劇のロビーで周りを見回しても 知ってる人が誰もいない(笑
そう。6月までの帝劇に戻っていました。これが 普通なんですよね・・・・・
7月8月の公演の間は 必ず誰か最低でも4~5人は知っている人がいたもの。。。
こっちが本当で 7月8月が異常だったんだぁ~(爆

・・・で、エリザベート。
私、以前観た時にも どうしても物語に入っていけなかった。
主役のエリザベートその人に 共感することがちっとも出来ないんです。
皇帝と結婚して、周囲の目にさらされ、皇太后に辛く当たられた(と、激しく拒否反応を起こす)新婚一日目の朝に もう全てを頭から拒否してしまう頑なさに まず着いていけず、子供を取り戻したいと大騒ぎして夫も巻き込んで皇太后とやりあうくせに、取り戻した子供を第一に考えるでもなく、自分は自分と言い切ってしまう自己中なとこも理解できない。
ママどこなの?と歌う幼子を抱きしめるでもなく 外交が大事とばかりに外国に行ってしまう。
皇太子が政治の世界に巻き込まれ(潔癖さゆえ。。。?!)愛する母親に助けを請うても 自分の保身、プライドを守るため(のように思える)に拒否し、死の帝王 トートの手に落ちるがままにしてしまう。。。
なんなの この人???オンパレード・・・
それに以前も思ったんですけど、お話の「案内人」である高嶋政宏さんの台詞や歌詞が聞き取りにくくて、、、言葉が不明瞭だと お話がわかりにくい・・・

それでも観に行ったのは ひとえに内野トートの妖しいお姿と浦井ルドルフのはかないまでの美しいピュアな心のやり取り、その円舞が観たかったから。
トートダンサーたちの踊りに浸りたかったから。。。
その点は 大満足でした。ウッチートートはますます妖しくなっていたし、トートダンサーたちは美しく妖しく舞っていたし、浦井ルドルフも その線の細さが悲しいルドルフの運命を象徴しているかのよう。二人のダンスも素敵でした☆

しかしね、、一幕とニ幕の間の長かったこと。なにしろ一人も知っている人がいないんですから(笑
早々に席に着いて i-pod聞いてました。それも「MOZART!」(爆
目を閉じて オケの音あわせや人々のざわめきをバックに「MOZART!」を聞いていると そこにヴォルフやシカネーダーたちが生きているような錯覚に陥る。
お陰で 二幕が始まってしばらく ますますこのエリザの世界に入れなくて参りました(汗
ルドルフが母に拒否されて トートの死の接吻を受けてしまうまでの葛藤の場面は、浦井ルドルフの哀しみに涙がでました。が。。。ごめんなさい ちょっと眠ってしまいそうな場面もありました。
・・・・・MOZARTが抜けてない私。

だって 舞台には 野沢さん(カッコイイです~)がいて俵さん(天才は貴族より、、なんてことは言ってなかったです)が居て、砂川さん(熊の着ぐるみは着てなかった/笑)や森田さん(妻の弟に嫉妬なんかしてないし/笑)、徳垣さんがいるんですもん。。。
どうして ここにヴォルフガングがいないの?状態(爆
アッキーはとっくに次の仕事に取り掛かっているのに 私一人帝劇に取り残された気分・・・


地下通路から帝劇に入っていくところは もうすっかり来月の舞台のポスターに変わっていました。


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空虚 [大好きなこと]

この夏の私を支えてくれていた 帝劇7月8月公演『MOZART!』が今日楽日を迎えました。

観たい けど 観たくない。観たら終わってしまうから・・・・・
そんな矛盾を孕んだ舞台は この二ヶ月(アッキーたちは 大阪を含めて三ヶ月)の集大成のような力の入った舞台でした。

アッキーも相変わらずの絶好調でしたし、市村パパも いつにも増して力が入っていました。
山口コロレド大司教様も 張り切ってましたねぇ~ トイレのシーン(笑
かなり髪、乱れて 何度もアルコ伯爵が直してましたもん(爆
このシーン 山口さん お気に入りのようで、随分楽しんでらっしゃる(笑
由美子ナンネールも 細かいアドリブいれてました!
そして シカネーダー!!!!!
「私が誰だか知っているか?」といういつもの問いに 今日は全員で「シカネーダー」と(爆
これって初演の時のカテコのお決まりだったらしいんですが、嬉しそうな吉野さん(^^)
盛り上がりましたねぇ~ 居酒屋のシーン!!!!!
すっごく楽しかったです♪ アッキーもリズムを取ってすごく楽しそうにステップ踏んでました☆

時間がどんどん過ぎていって あっという間にレクイエム。。。。。

私 仮面舞踏会の ♪謎解きゲーム 僕は得意・・・♪っていう時のアッキーのお顔。
フィガロの結婚が成功した後に 帰宅してみせるアッキーの顔。
そして、このレクイエムのアッキーの表情がすっごく好きなです~~~
なんて綺麗な人だろうっていつも思う。いつもいつも 綺麗だなぁ~アッキーって思う。
心の中に綺麗なものが存在していて、それが表情となって表れているように思う 大好きなお顔。
好きなシーンは いくつもあって、どれもが去来するんですが
この レクイエムのシーンは 私の中でダントツ一位です!!!

カテコも楽しかったです。ウィーンから、音楽を作られたシルヴェスター・リーヴァィさんがいらしていて 小池先生に続いてご挨拶されました。もう一人 ウィーンからいらした方は 美術監督の方だったんでしょうか? 盛んに皆に手を振ってくださってました☆


話がとりとめなく進んでいる・・・・・・・・
今 なんといっても空虚の真っ只中にいるので、何を書いているのかいまひとつ整理出来てない。
こんなのUPしていいものかどうか(笑

いろんな今日の舞台を書きたいと思って書き始めたんですが
この帝劇に通った充実の夏も いよいよ終わりかと思うと、考えがまとまりません。
結局 帝劇に通うこと14回。 MOZART!に支えられた夏。
この夏は 本当にいろいろな事があって、それは決して楽しい嬉しいことじゃなかった。
それでも 常に前向きに、ちゃんと自分の足で立って毎日を過ごせたのは
この舞台があったから といっても過言じゃないと思っています。
この舞台を作り上げて 毎回高いレベルを保って 提示し続けてくださった
アッキーを初めとするキャストの方たち オケの方たち スタッフの方たちに
心から感謝とお礼を!!!!!

舞台空間は 夢の世界。
ひと時遊んで癒されて 心の様々を覗き込んで、自分を知って自分を思って
そしてまた それぞれの場所に帰っていきます。
その場所が たとえ厳しい現実に直面していても、帰って対峙するしかない。
その時に 支えてくれたのは 次の観劇の日。だったりしました。
劇場で会う 多くの仲間たちだったりしました。

明日から どうやって厳しい現実に向き合っていきましょうか?

その答えは 自分で見つけるしかないのだと ヴォルフガングが小さく私に言いました・・・・・


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袴。 [大好きなこと]

出来上がった篆刻印の袴作り。
ボンドのベタベタが多少気持ち悪かろうと、はたまた 紅絹が扱いにくくて苦戦しようとも
袴を作らなきゃ お渡しできません。

袴を着けると、、、、(穿かせると?) 印が途端にお品よくなる。
ちょっとお澄ましさんのお坊ちゃまって感じv(^^)v

携帯でパチリ 写真を撮って、依頼主さんにメールで出来上がりをお知らせ。
恥ずかしながら料金も請求。。。仕事ですから、、、(汗)

先月今月と これでもかっていうくらいアッキーにつぎ込んだアタクシ。
いったい何十本印を作ればまかなえるのか 想像もつきませんわっ(泣
まっ ホストクラブに通うことを思えば 帝劇通いなど どうってことありませんわ
(・・・って そこに喩えるのかいっ/爆)


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篆刻教室 [大好きなこと]

篆刻を勉強しています。

篆刻ってなぁに? という方 すごく多いです。
疑問に思ったのはあなただけではありません、ご安心ください(笑

書や日本画の作品の隅に、印が押してあるのに気がついたことありますか?
あれが 篆刻印です。石に彫った印なんですね。
書道作品や日本画には必需品。
押印して初めて 作品として完成します。。。。の、ハズです。
その印作りを勉強しています。今年、、、丸8年かなぁ~長いなあ~
その割りに 上達しなくて困ってますけど(汗

その教室をやめてしまうおうかと思っています。
先生については 引き続き勉強していきたいので、個別に教えていただくつもりなんですが
ずっと通っていた教室は 退会しようとかと、、、
原因は お定まりの人間関係です。

篆刻の世界は平均年齢が高くて、私が今の教室では一番年下です。
ですから、様々な雑用を言い付かってきました。
会計係も 何年もずっと私の係り。みんなのお昼の手配、先生のお迎えの手配。
(連絡なく休む方がいらっしゃるので お昼ごはんの注文も結構心配するんですよね)
年末には 忘年会。お中元 お歳暮。
皆が席について 自分の仕事をやっている時に、集金に回ったり苦情を聞いたり。。。
ひどい時には 午前中 殆ど自分の仕事は出来ないってこともありました。
それでも 一番年少だからと思って結構頑張ってきたつもりだったんですが・・・

いよいよその我慢の限界がきました。昨日の教室で 遂に(笑
愚痴を書くつもりはありませんが なかなかしんどい一日でした。

この教室を離れても 篆刻の勉強は続けられると 心を決めました。
いつもいつでも 面倒なのは人間関係なんだなぁ~
口だけ出す人は いくらでもいます。何も具体的なことは手伝ってくれないくせに。。。

やめてしまおうと決意すれば それは凄く軽やかなことで
別に何の問題もないんだなぁ~と 急に心が柔らかになりました。
肝心なことは 篆刻が好きだということ。勉強を続けていくのだという決意。
それだけのことでした。

昨日彫り上げた印。秋の書道展用にと 注文された印。
怒りと共に かなりテンパッテ彫り上げました(笑
後は 袴を作って注文主に届けます。気に入ったくださると嬉しいなぁ~

一人で頑張って行こうと決意した日に作り上げた印です。


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